『消費活動指数』とは??(「日銀」が発表している重要な指数)
目次

(1)はじめに

こんにちは。公認会計士の櫻井です。
【この記事の目的】
この記事は、読者の方の『経済を分析する力』を向上させることを目的として公開しています。
『経済を分析する力』が向上すると、株式投資において非常に役立ちます。
(2)どのように「経済を分析する力」をつけるか?

『経済を分析する力』は、『経済指標』を理解することで、向上します。
経済指標を理解することで、経済を「数字」で分析することができます。
(3)今回の経済指標:「消費活動指数」

この記事では『消費活動指数』という経済指標について、解説していきます。
この経済指標は、「経済」という大きなカテゴリーの中でも「消費」を分析するために役立つ指標です。
(4)この経済指標をみることで「わかること」
「消費活動指数」をみることで、「日銀(日本銀行)目線でみた場合の、日本の現在の消費の状況」が、『数字』でわかります。
※「日銀目線でみた場合の」というのは、”日銀が金融政策を実施する上で参考にしている「消費」に関する指標が、この「消費活動指数」である”、という意味です。
(5)消費活動指数とは??
『消費活動指数(しょうひかつどうしすう)』とは、日銀が公表している日本全体の「消費活動」に関する指数です。「インバウンド消費を含めた日本全体のデータ」と、「インバウンドによる消費は除いたデータ」の、2つを公表しています。
※インバウンド消費とは=日本に訪れた「外国人旅行者」が日本で買い物をしたときなどの消費のこと
(6)この経済指標の「重要性」
公認会計士である筆者の意見としては、「消費活動指数」はチェックすべき指標だと言えます。
5段階評価でいうと、「3.0★★★」です。
その理由は、今後の日銀による物価対策を考える上で非常に重要だからです。

指標そのものの値というより、日銀の物価対策の行方を考えるうえで重要だと言えます。
(7)実際の「消費活動指数」
こちらが、実際の「消費活動指数」です。

(8)この経済指標をチェックするときの「ポイント」
この指標をチェックするときのポイントは、『消費活動指数(実質)』の値をチェックすることです。
具体的には、「インバウンドを含むデータ」と「インバウンドを除くデータ」でそれぞれ、「前月比」でどれくらい増減しているか、をチェックすることです。
・画像赤線の上:消費活動指数(旅行収支調整済)=「インバウンドを除くデータ」
・画像赤線の下:消費活動指数=「インバウンドを含むデータ」


上記の画像赤線の「消費活動指数(旅行収支調整済)」の「0.0」は=『2025年10月の、インバウンドを除いた国内の消費は、前月から変わらずであった』ということをあらわしています。また、「消費活動指数」の「0.1」は=『2025年10月の、インバウンドを含めた国内の消費は、前月から0.1%増加した』という意味です。
「インバウンドを含むデータ」の値が「プラス」であれば「国内全体の足元の消費が弱まっている」、値が「マイナス」であれば「国内全体の足元の消費が強まっている」と判断できます。
(9)どこで発表される??
消費活動指数は、日銀(日本銀行)のホームページで公表されます。
リンクは⇨こちら
(10)いつ発表される??
消費活動指数は、『毎月』発表されます。
・発表頻度:毎月
・具体的な公表日は?:原則、毎月第5営業日の14:00(遅れる場合もあり)
(例:12月に発表された消費活動指数⇨具体的には、12月5日に発表)
・発表されるデータはいつのもの?:2ヶ月前のデータ
(例:12月5日に公表されるのは⇨10月分のデータ)
(11)まとめ
★重要性:『3.0★★★』(5段階評価)
★見るべきデータ:『消費活動指数(実質)』の指数
★発表頻度:『毎月』
★発表元:『日銀』
★リンク:⇨こちら

