【株価指標(5)】配当利回り


こんにちは。個人投資家の櫻井です。
この記事を読むと・・・
この記事を読んでいただくと、「配当利回りとはなにか」が理解できます。
この記事を読む前に・・・
「そもそも株価指標とはなにか?」「なぜ重要なのか?」を知りたい方は、下のボタンから記事へ飛んでください。
この『株価指標』のレベル
・重要度★★★★
・難易度★★
・注目度★★★★
▶1.「配当利回り」とは??
✅️定義(=「配当利回り」とは??):配当利回りとは、「株価」に対する「1株あたり配当」の割合のこと。
✅️計算式:配当利回り(%)= 1株あたり配当 / 株価
✅️これで、なにがわかるの?:その会社の株を1株買った場合に、株主が得られる「配当」をあらわす。また、割安か割高なのかも判断できる。なぜなら、分母の「株価」は変動するため、株価が下がると、配当利回りは上がる。配当利回りが上がると、株価に相対的に割安感が生まれる。
・例えば:株価1,000円の株の「1株あたり配当」=100円だった場合
「1株あたり配当」とは、その株を1株買うことで、配当が100円得られることを意味する。この配当を得るために費やす金額が、投資額である「株価」である。この例では、投資額1,000円に対して、リターンとしての配当が100円であるため、配当利回りは10%である。
✅️なぜ重要なのか?:銀行にお金を預けたときの「金利」と同じように、投資額に対して、実際に会社からもらえる配当の金額がどれくらいなのか、がパーセンテージでわかるため。
▶2.どうやって算定するの?
✅️分子=「1株あたり配当」:(例)
✅️分母=現時点の「株価」:(例)
✅️計算式:配当利回り(%)= 1株あたり配当 / 株価
▶3.<計算式の注意点>について
✅️一般的に、配当利回りが高ければ「割安」、小さければ「割高」
✅️過去の配当額ではなく、必ず「将来もらえる1株あたり配当(予想)」の金額を用いること
▶4.株式投資に与える影響
✅️配当利回りは必ずチェックするべき
✅️なぜなら、投資額に対するリターンが判明できるから(「1株あたり配当」の金額が単純に大きいからといって、その株を買うのはNG。「配当利回り」で判断すべき。)