【基礎講座①】『株とは??』
目次


こんにちは。個人投資家の櫻井です。
株式投資について勉強する上で、まず最初に理解すべき、重要なことは「株とは、そもそも何なのか?」を理解することです。
この記事を読むと・・・
この記事を読んでいただくと、「株とはなにか」について理解することができます。
★この『株式投資の基礎講座』は、そもそも論を中心に、株式投資を行っていく上でとても重要なことを解説する初学者向けの講座です★

では、「基礎講座①」いきましょう!

▶株とはそもそもなにか??
「株とは」でGoogle検索した結果、AIによる説明がこちらです。
グーグル検索によると・・・
株とは、企業が事業資金を調達するために発行する証券のこと。
・・・たしかに、この説明に間違いはありません。(株とは、金融商品の一種である「証券(しょうけん)」であり、会社は「資金調達」を目的に、株を発行(はっこう)します。)
ですが・・・・これだど、難しい説明に感じないでしょうか・・・?

難しく感じる理由としては、「証券」や「発行」という言葉が、イメージしにくいものだから、であると私は思ってます。
なので、イメージしやすいように、わかりやすく説明すると・・・
✅️株とは、「権利」のことです。
✅️権利とは、「なにかを証明すること」です。
✅️では、株の場合は、なにを証明しているのかというと、「この会社は、わたしのものです!」ということを証明しています。
✅️このように「なにか」が「自分のもの」であると「主張する権利」を、「所有権(しょゆうけん)」といいます。
✅️なので「この会社は、わたしのものです!」とは、「その会社の所有権」が自分にあることを主張していることを意味します。
✅️つまり、株とは、「その会社の所有権をあわらす権利」のことです。
例えば・・・
「サクライ商事」という会社の株を、わたしが1億円で買いました。
わたしは、サクライ商事の株を手に入れ、サクライ商事は、お金(1億円)を手に入れます。

株を手に入れたことで、わたしは「会社を所有できる権利」を手に入れました。
「会社を所有できる権利」を手に入れたことで、わたしは、サクライ商事の「オーナー」になります。


・・・ニュースなどで「株価が上がりました」と耳にしたことあるかと思いますが、そもそもこの「株」とは、「会社の所有権」のことです。
・・・つまり、「株を売買する」とは=「会社の所有権を売買する」ことを意味してます。
株を買った人のことを、株主(かぶぬし)といいます。
サクライ商事は、株を発行することで、1億円というお金を手に入れます。・・・これが、会社が株を発行する目的です。
まとめ
・株とは、「その会社の所有権をあらわす権利」のこと
・株を買うと、その会社の「オーナー」になる
・「オーナー」のことを「株主」という
・会社は「お金を集めるために」株を発行している
ここまでの説明で・・・
・・・株とは「会社の所有権をあらわす権利」で、株を買うとその会社のオーナーになる・・・こんな感じでイメージできたでしょうか??

なんとなくイメージできれば十分です。
▶オーナーになるとは、どういうこと??

株を買うとオーナーになる、と解説しました。
では、「このオーナーになる」とは、具体的にどういうことでしょうか?

ここ、とても重要なので、少し頑張って読んでみてください。
「オーナーになる」とは、具体的にどういうことかというと・・・
・・・・・=「その会社を、所有する人になる」という意味です。
「わたし=(株主)」と「サクライ商事(=会社)」で例えると、下の画像のような感じです。

上記の画像のとおり
「わたし=株主=オーナー=サクライ商事を所有する人」ということです。
・・・では、オーナーになる(株主になる)と、どんなメリットがあるでしょうか・・・?
▶オーナーになる(=株主になる)と、どんなメリットが・・・??

会社は、事業を行うために、現金や工場や、商品など、たくさんの「資産」を持ってます。
また、銀行から借りた借金なども持ってます(これを「負債」といいます)。
・・・オーナーになると、こういった会社の「資産」や「負債」が、すべて自分のものになります。
つまり・・・・

サクライ商事の株を買った「わたし」は、株主という立場として、サクライ商事の「資産・負債」をすべて所有します。
・・・「資産」を所有できることはイメージしやすいと思いますが、「負債」も所有することになります。


・・・「資産」と「負債」だけではありません。
「資産」と「負債」だけでなく、会社が獲得した「利益」も、オーナー(=株主)のものになります。

・・・これが「オーナーになる」=「会社を所有する人になる」についての説明です。
もう一度いいます・・・
✅️株とは、会社を所有できる権利です。
✅️「会社を所有できる権利」とは、会社のオーナー(株主)という立場として、会社の資産や負債や利益が自分のものになる、という意味です。
✅️・・・なので、「株を買う」ということは、「会社を所有できる権利」を買っていることになるので、その会社の資産や負債や利益が、すべて自分のものになります。
・・・ただし、会社は通常、たくさん株を発行してます。
なので、「株を1株でも買ったら、資産や負債や利益がすべて自分1人のものになる」のではなく、あくまでも他の株主と共同で所有する・・・というイメージです。

・・・もしも、自分のほかに株主が誰もいなかったら、会社の資産や負債や利益は、すべて自分のものになります。ですが、他にも株主がいる場合は、それら(=資産など)を、株主同士で山分けするというイメージです。
・・・これから、株式投資を始める場合、株を買ったり、売ったり、または保有し続ける、ことになります。このとき、「株とはそもそも、会社の所有権だから、株を買うと会社のオーナーになれる。オーナーになるということは、会社の資産や負債や利益が、自分のものになる。でも、他の株主とそれらを山分けすることになる。」・・・というイメージを持ってください。

もしかしたら、一度読んだだけではイメージできないかもしれません。その場合は、もう一度最初から読んでいただくと理解できると思います。
▶基礎講座①の「まとめ」


基礎講座①、お疲れ様でした。
今回、学習した内容を、以下でまとめました。
基礎講座①の「まとめ」
✔株とは、その会社の所有権をあらわす権利のこと
✔株を買うと、その会社のオーナーになる
✔株を買った人のことを「株主(かぶぬし)」という
✔オーナーになるとは、その会社の「資産」「負債」「利益」が、自分のものになることを意味する
では「株とはなにか」イメージできたところで、次は「基礎講座②」へいきましょう!
下記のボタンをクリックすると、基礎講座②へ飛びます。

基礎講座①を読んでいただいただけでも、かなり疲れたかと思いますので、しっかり休んでから「基礎講座2」へお進みください!
(お疲れ様でした)